ピグリフ×組織開発 「オンラインオンボーディングプログラム」特集
こちらの特集記事では、組織開発のプロフェッショナルと共同開発したオンラインオンボーディングプログラムについてご紹介します。ピグリフの特徴であるイラストを活用したコミュニケーションと、熟練したファシリテーションを組み合わせたおすすめのプログラムです!
新しいメンバーが仲間入りする予定のあるマネージャーやチームリーダーの方は、ぜひご一読ください。
まずは、こちらの動画をチェック!
ピグリフを使ったオンボーディングプログラムにご興味のあるかたは、こちらからお問い合わせください。
株式会社シェイク様のインタビュー記事は、こちらからご覧ください!
オンボーディングの重要性と不安の解消
新入社員や中途採用社員、人事異動で新しくチームに加わるメンバーは、様々な不安を抱えています。
- リモートワークが多く、チームメンバーに気軽に声をかけられない
- チームメンバーの性格や関係性がわからず、誰に何を相談していいのかわからない
- 仕事の目的ややりがいが掴めず、「自分はこの仕事に向いていないのでは」と感じてしまう
- 話す機会が少ないため、緊張してうまくコミュニケーションが取れない
リモートワークが普及したことで、対面での気軽なコミュニケーションの機会が減少し、チームメンバーとの人間関係の構築が難しくなっています。そのため、悩みや困りごとがあっても気軽に相談できず、早期離職に繋がることもあります。
新しくチームに加わるメンバーの早期活躍には、具体的なサポート体制の構築と、サポートを依頼しやすい信頼関係の構築が欠かせません。信頼関係が築かれると、悩みや困りごとを相談しやすくなり、離職に至る前に問題を解決できるようになります。また、解決できたことでさらにチームメンバーへの信頼感が増します。オンボーディングサポートを通じて信頼関係を積み重ねることで、新規メンバーの早期活躍だけでなく、チーム全体のパフォーマンス向上も期待できます。
ピグリフオンボーディングプログラムの特徴
組織開発のプロフェッショナルである株式会社シェイク様と共同開発した、ピグリフを使ったオンラインオンボーディングプログラムを紹介します。
このオンボーディングプログラムでは、3~6人程度の参加者を対象にしたフルオンラインのプログラムです。設定したテーマについて対話をしていただき、その対話内容をファシリテーターがピグリフを使ってリアルタイムに可視化します。参加者の方は、リアルタイムに可視化されたものを見ながら、さらに対話を深めていきます。テーマ設定は、チームの抱える課題や状況に応じて変わり、一人一人が持つビジョンの共有や、チームに対する思いの共有など様々です。1回1時間程度のフルオンライン形式の参加しやすいワークショップになります。
このオンボーディングプログラムの3つのポイントを紹介します。
それぞれをもう少し詳しく解説していきます。
1. フラット化
普段から関係性ができているメンバーのみでの対話の場では暗黙的な空気感が存在し、本音を言い出せなかったり、せっかく発言しても適切に扱われなかったりという懸念が残ります。そこで、プログラムを進行するファシリテーターが第三者として対話の場に入り込むことで、フラットな対話の場を作ります。
新しくチーム入りしたメンバーからの積極的な意見発信だけでなく、既存メンバーからもチーム内での立ち位置によらないフラットな意見交換が期待できます。
2. 個別化
チームメンバーだけでの対話では、表層的な意見交換のみに留まります。そこで、専門性を有するファシリテーターが介入することで、チームメンバー一人ひとりの考え方、感じ方、着眼点を引き出し、それぞれの「違い」や「強み」を認識できるようになります。
チームメンバーそれぞれの経験、考え方など内面的な多様性(コグニティブダイバーシティ)を知るきっかけになり、通常の対話だけでは到達できないレベルまで相互理解を深めることができます。
3. 共通化
ビジュアルを活用したコミュニケーションを提供するピグリフならではのポイントです。
言葉のコミュニケーションだけでは、お互いが持つ微妙な認識のずれに気づくことなく、対話が進んでしまうことがありますが、イラストを使うことで解釈が多面的になり、結果として共通認識が得られやすくなります。例えば、同じ「花」という言葉でもそれぞれが想像している花の色や形は実は違ったり、「一体感」というイメージもそれぞれが持つイメージは実は異なっています。ピグリフを使って対話を可視化することで、一人一人の認識の違いや共通点をより鮮明にでき、深い相互理解をつくるきっかけになります。
また、ピグリフで提案されるイラストがポジティブな雰囲気を作るため、伝えにくい内容もポジティブに伝えることができます。楽し気な雰囲気のなかで対話のハードルが下がり、対話の活性化に貢献します。
実際にピグリフを使ったコミュニケーションを体験いただいた方にお聞きすると、96.3%の方が普段より対話が活性化したと回答されました。
さらに、対話内容がその場でグラフィックレコーディングのようにまとめられているため、記憶に残りやすく対話の時間が無駄になりません。まとめたものは画像としても保存できるため、いつでも気軽に直感的に振り返ることができます。
オンボーディングプログラムの実施事例
ここからは、実際にオンボーディングプログラムに参加いただいたお客様の事例を紹介します。
参加チーム
- 大手電機メーカー 新規事業推進部門 6名
- イノベーション創出推進を目的に部門が設立され5年が経過
- 設立からの歴史が浅く、各メンバーの暗黙知的な働き方で活動が進む
- 新メンバーが加入したタイミングでオンボーディングプログラムに参加
プログラム実施内容
- 1回1時間のオンライン対話を全3回実施
- 対話のテーマは各回で異なり、関係構築からチームビジョンへ
- セッション1:心理的安全性の高い場づくり
実は・・・で始まる自己紹介、仕事のやりがいや不安、悩み事などを相互に対話 - セッション2:チーム状況の現状の見える化
チームの良いところ、チームをさらに高めるために大切にしたいことなどを相互に対話 - セッション3:相互にサポートし合える、チームビジョンづくり
「理想的なチームのイメージ」を話し合いながら、ビジュアルイメージで可視化
- セッション1:心理的安全性の高い場づくり
- ファシリテーターの問いへの答えや、参加者間での対話をピグリフを使ってリアルタイムに可視化
実施結果
プログラムを実施した結果として、主に2つの効果が得られました。
- 新メンバーと既存メンバーの信頼関係構築
プライベートでの意外な一面や、仕事に対する思いをお互いに話すことで相互理解が進み、気軽に声を掛けやすい関係が作られました。また、それぞれが感じているチームとしての良いところや大切にしたいことを聞くことで、チームへの愛着が得られたようです。 - チームとして目指す姿を共通認識に
部門設立からの歴史が浅く、各メンバーの役割や、それぞれが考える目指す姿が暗黙的に共有されていました。しかし、チームでの対話を通じて、各メンバーが抱える葛藤や、目指したい姿が共有され、チームとして目指す姿を共通認識にすることができました。新メンバーの方もそのプロセスに入ることで、チームの一員としての実感が得られ、仕事への向き合い方を理解できたようです。
プログラム参加者の生の声
実際にプログラムに参加いただいた参加者の生の声を紹介します。
お互いを知るきっかけになりとても良い時間になりました。またチームの考えや方向性を知るきっかけになれたことも本当に良かったです。
この組織に異動してきて数週間だったので、他のメンバーの人となりを知ることができた。
チームの一体感が高まりました。また、後から見返しても、言葉がイラストに変換されているのでわかりやすいと思いました。
新メンバーの方もリラックスしながら参加してくれていたので、チームの先輩に対して、さらに接しやすくなったのではないかと思います。絵で視覚的に捉えられるのは、やはりいいなと思いました。
各自のビジョンを示すだけでなく思考過程を絵に表して整理することで、根底にある各自の価値観まで共有できる点が、予想していなかった本プログラムの価値でした。
サービスの信頼・愛着の指標である NPS® でも高い満足度が得られております!
まとめ
ピグリフを活用したオンボーディングプログラムについて紹介しました。
- ファシリテーターが第三者としてチームに入り込むことでフラットな対話の場をつくる
- 組織開発を専門とするプロファシリテーターが本質的な問いかけによる深層を引き出す
- ピグリフのビジュアルで話しやすい雰囲気を作りながら共通認識構築
ピグリフを使ったオンボーディングプログラムにご興味のあるかたは、こちらからお問い合わせください。
今回ご紹介した新メンバーのオンボーディングのみでなく、既存チームのビジョン共有や上位ミッションの自分事化などチームのその時々の課題に合わせたプログラムをご用意しています。